僕の心のヤバイやつの伏線を考察！
山田はいつから市川が好きになったのか？
ご飯粒やミルクティーのエピソードなど、山田の市川への好意を疑わせるシーンは多いです。
山田が市川を好きになるきっかけはどこだったのか？決定的なシーンは？考察していきたいと思います。
目次
僕の心のヤバイやつの伏線
伏線と考察
「僕の心のヤバイやつ」は、その緻密な伏線の張り方と回収により、読者を物語の世界に深く引き込む力を持っています。
それぞれの伏線は、物語の進行とともに巧みに回収され、その結果として新たな展開や驚きを生み出します。
ここでは、その一部をご紹介します。
話数に合わせた伏線: 「僕の心のヤバイやつ」は、その話数に合わせた伏線が特徴的です。
作者の桜井のりお先生は、物語の先の先まで考えて、上手くこのタイミングで回収しようと考えたのではないでしょうか。
その結果、ドンピシャの伏線回収が実現し、読者を驚かせています。
- ジャージについたご飯粒(第4巻の第32話): 体育の授業中に入れ替わってしまったジャージを市川京太郎に返す山田安奈。
しかし、返したジャージにご飯粒がついていることを指摘された山田安奈は赤面します。
このご飯粒は、前のコマで山田安奈の口元についていたもの。
それが市川京太郎のジャージに付いていたとなれば、考えることがただ一つ。
好きな人の香りがする洋服に顔をうずめていたことになります。 - ロイヤルミルクティー(第2巻25話＆27話): 「ミルクティー」は、物語の中で重要な役割を果たす象徴的なアイテム。
市川京太郎が山田安奈に紅茶花伝ロイヤルミルクティーを渡したシーンは、二人の関係性における重要なターニングポイントとなりました。
市川が山田の好みを知っていて、それを覚えていたことが、山田にとっては大きな喜びとなりました。
このミルクティーのエピソードは、市川が山田を意識し始め、山田が市川に対する感情に気づくきっかけとなったのです。 - 告白時に窓の開き具合(第8巻113話): この伏線もまた、物語の重要なポイントを示しています。
窓の開き具合は、二人の関係性の変化を象徴しており、その変化が物語の展開に影響を与えています。
物語がまだ進行中であるため、これからも新たな伏線とその回収が続くことでしょう。
それぞれの伏線とその回収が、物語の深みを増し、読者の興奮と期待を高めています。
山田杏奈はいつから市川のことを好きになった？
「僕の心のヤバイやつ」における山田杏奈が市川京太郎を好きになった時期は、物語の中で明確に示されていません。
しかし、物語の進行とともに彼女の行動や反応から、市川京太郎に対する好意が徐々に芽生え、成長していったことが読み取れます。
物語の初期段階では、山田杏奈は既に市川京太郎に対して好意的な感情を持っている様子が見受けられます。
特に注目すべきは、6話で市川京太郎が先輩からしつこいLINEを聞かれる場面で、自転車を川に投げて救ったシーンです。
この時、市川京太郎は「アクセルとブレーキを間違えた」と言っており、それに対して山田杏奈は「市川って面白いね」と言っています。
山田杏奈にとって好きな人は「面白い人」と公言しているため、この時点で市川京太郎に対する好意が芽生えていた可能性があります。
また、10話の文化祭のクラスの出し物のおばけ屋敷の準備中に起きた事件も、山田杏奈が市川京太郎に対して好意を持ち始めた重要なポイントと言えます。
お墓の絵を描くのが苦手な山田杏奈は、代わりに市川京太郎に頼むことにしました。
しかし、その時、お化け屋敷の背景絵の中に、「山田家之墓」という文字があることに山田杏奈が気づきます。
この絵を描いたのが原さんだと知っている市川京太郎は、女子間でトラブルが起こらないように原さんをかばうため、下手すぎる嘘を必死につきます。
このような市川京太郎の行動が、山田杏奈の心に深く響き、彼女の市川京太郎への好意を一層強めたと考えられます。
以上のようなエピソードを通じて、山田杏奈の市川京太郎への好意が徐々に芽生え、成長していったと考えられます。
市川はいつから山田杏奈のことを好きになった？
「僕の心のヤバイやつ」の主人公である市川京太郎が山田杏奈を好きになったのは、物語が始まる前からでした。
1巻の最初で市川京太郎は山田杏奈を「今最も殺したい女」と言っていましたが、その理由は山田杏奈が美少女で死体姿も美しいと思っていたからです。
この時点で市川京太郎はすでに山田杏奈に強い感情を抱いていました。
その後も市川京太郎の感情は深まり、自分のカッターを山田杏奈が持っていることに喜んだり、他の男子が山田杏奈をいやらしい目で見ると心で怒りの炎を燃やしたりしていました。
市川京太郎自身は気づいていなかったかもしれませんが、彼はかなり山田杏奈にぞっこんであったことが分かります。
そして、学生にとって一大イベントであるバレンタインの日。
市川京太郎と山田杏奈はソワソワしていました。
山田杏奈は大量のチョコを市川京太郎にあげることに成功し、その後も市川京太郎の家にやってきて手作りのチョコマフィンを渡しました。
そして、「勘違いしてもいいよ」という一言で市川京太郎の疑惑は確信へと変わりました。
以上の情報から、市川京太郎が山田杏奈を好きになったのは物語が始まる前からであり、その感情は物語が進むにつれて深まっていったことが分かります。
山田杏奈の魅力
「僕の心のヤバイやつ」の主要キャラクターである山田杏奈の魅力について詳しく説明します。
山田杏奈は、物語の中で重要な役割を果たしています。
彼女は学校一の美人で、中学2年生であり、身長は171.9cm、誕生日は9月10日、血液型はAB型です。
彼女の性格は陽気で子供っぽく、声優は羊宮妃那さんが担当しています。
彼女の魅力は、その活発な性格と市川京太郎への純粋な感情にあります。
彼女は市川京太郎に対して、彼の真摯な姿勢、内面の魅力、そして二人の接点の増加により、徐々に好意を抱くようになります。
市川京太郎への好意は、物語が進行するにつれて明らかになります。
特に2巻からは、山田杏奈の市川京太郎に対する感情が顕著になり、彼女の行動や表情からその感情が読み取れます。
彼女は市川京太郎に対して、彼が自分自身に正直であり、純粋な心を持って物事に取り組んでいる姿勢に惹かれ、彼の人間性や考え方、行動の一貫性が心に共鳴しました。
また、山田杏奈の嫉妬する姿も彼女の魅力の一部です。
例えば、3巻の31話では、友人の関根萌子が市川京太郎とLINE交換をしてしまったとき、山田杏奈は嫉妬していました。
また、7巻の88話では、神崎健太と原穂乃香とのWデートで市川京太郎が原穂乃香に対してかわいいと言っているように勘違いした山田杏奈は、再び嫉妬します。
しかし、その後誤解は無事に解け、2人の仲はさらに進展します。
以上のような山田杏奈の魅力は、「僕の心のヤバイやつ」の物語をより深く、そして魅力的にしています。
僕ヤバの魅力
「僕の心のヤバイやつ」（通称：僕ヤバ）は、その緻密な心理描写とリアルな青春ラブコメディのストーリー展開により、多くの読者から絶大な支持を受けています。
以下に、その魅力をいくつか紹介します。
- 市川京太郎の心の成長: 陰キャラで厨二病の主人公、市川京太郎の心の成長は、この作品の大きな見どころの一つです。
物語が進行するにつれて、京太郎は自分の恋心に気づき、山田安奈への強い想いを通じて自己変革を遂げます。
彼の心の葛藤や自己嫌悪、そして自己肯定感の増大は、読者に深い共感を呼びます。 - 京太郎の心理の表現方法: この作品は、京太郎の心理を緻密に描写するために、5つのマンガ的表現を駆使しています。
それは、表情（感情やそれを隠す様子）、セリフ（対外的なメッセージ）、心の声（思っている考えていること）などです。
これらの表現方法により、京太郎の内面がリアルに描かれ、読者は彼の心情に深く共感することができます。 - 山田安奈のヤバさ（可愛さ）: ヒロインである山田安奈の魅力は、彼女の自然体で無邪気な性格と、その美しさにあります。
彼女の存在は、京太郎だけでなく、読者にも強い印象を与えます。 - 伏線回収がスゴイ: 物語の中で張られる伏線が、適切なタイミングで巧みに回収される様子は、読者を驚かせ、物語の深みを増す要素となっています。
- 脇役たちが面白い: 主人公たちだけでなく、脇役キャラクターたちもまた、物語を豊かに彩ります。
彼らのユニークな行動や発言は、物語に彩りを加え、読者の楽しみを増大させます。
僕の心のヤバイやつの基本情報
「僕の心のヤバイやつ」は、桜井のりお先生による日本の少年漫画で、恋愛コメディとして人気を博しています。
物語は東京都目黒区洗足を舞台に、中二病を患う少年・市川京太郎と美少女・山田杏奈の恋愛模様を描いています。
市川京太郎は日々殺人の妄想を繰り広げる一方、山田杏奈はその対照的な存在として描かれています。
この作品は2018年から連載が始まり、現在では8巻まで出版されています（2023年4月時点）。
また、累計発行部数は300万部を突破しており、その人気は高まる一方です。
物語の主な登場人物は以下の通りです：
市川京太郎：主人公で、中二病を患う中学2年生の少年。友達はいないが、読書家で成績は比較的良い。
山田杏奈：ヒロインで、市川のクラスメートでモデルをしている長身の美少女。非常に明るく、みんなに愛されるキャラクターだが、かなりの天然で図々しい。
また、この作品はアニメ化もされており、第1期は2023年4月2日から6月18日まで放送され、第2期は2024年1月から放送が予定されています。第1期は全12話が放送されました。